旅立つ君へメッセージ

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僕の息子へ



僕がいなくてもコツコツと努力して、君は自分の進路を決め、

新しい場所での生活を始めることになりました。

どんなことがこれから起きるんだろうか?


正直な気持ちでは、とても心配です。

炊事や洗濯はやり始めればなんとかなるものだから

さほど心配はしていません。


君は友達と遊び呆けるという経験が少ないから

心地よい仲間を得て、とことん人間につきあうという

そういう機会に恵まれるだろうかという

そちらの心配なのです。


でもね、多分、君の静かな良さを分かる仲間もいて

求める者同士がいつの間にか集まって

一生付き合うことのできる仲間に会えると思っています。

大きな声で笑って、たくさんの人にできる限り会って話し、

共に汗を流してがんばる…

そんなことができるのは来春から数年間のわずかな期間だけ。

あとでそういう経験をしたいと思ってもできないからね。


学校とバイトと生活と全部を両立させなければならないから

大変なんだけど、一生の財産になるような経験ができると

自信をもって言えるから、正面からどんとぶち当たって

何かの道筋を自分なりに見つけてほしいです。

あれをやったか、これは大丈夫か?というのは

もう言わないようにしようと思います。


君の卒業と独り暮らしの始まりは、

君の両親である僕ら夫婦にとっての一つの卒業式なんだろうね。


君は卒業証書を手にするけれど、

僕らは卒業証書をもらえないような気がするなぁ。

自分のことで精一杯で落ち着いて君と向かい合えていなかったような

そんな気がしてるから、まだまだ留年しなくちゃいけないのかも。


まだまだ勉強しなくちゃ、君が僕の背中に学ぶようなことが

一つもないような気がするよ。

君が学び始めるのと同時に、僕らも君に学ばせてもらうことが

いっぱいありそうだ。

これから改めてよろしく。大事な僕らの学友。
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by yamomet | 2005-12-14 22:25 | 生活ダイアリー


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