恐るべきさぬきうどんが恐ろしいのではなく・・・・・

d0035104_23292516.jpg先日の「恐るべきさぬきうどん」がコシが非常に強くて、食感が良いうどんだということが分かって(ついでに鍋を焦がすこともあるうどんである)ちょっとした好奇心が湧いてきたのが、半生うどんの全般の実力はいかに?ということ。

早速、近くのスーパーで手に入るものをチェックしてみることに。一袋で半生麺300g約三人前なので、何袋も同時に試せないのがちょっと辛い。

今回は石丸製麺所の半生さぬきうどん。実売¥198(300g 三人前)
茹で時間は「恐るべき・・・」と同じ12分間。この辺は含水率が同じで太さが一緒だと同じということらしいぞ・・・・・規定どおりの12分間のあと、蒸らし2分でちょうど良い硬さ。
ざるうどんにすべく、冷水で洗って締めたら、今回は麺そのものを味わうために、生醤油と鰹節で食べる。

ん~正直、「恐るべき・・・」との差が特に大きくあるとまで断言できるほどの違いがない。
結論としては普通にすごくおいしいと思えるのである。

半生うどん2品目を食べて脳裏をよぎったことは・・・・

「恐るべきさぬきうどん」というものの核心は「さぬきうどんは恐るべし」ということであって、ネーミング使用権を持っているところだけが恐るべき存在ではないのではないか???ということ。

先日見かけた新聞紙上での通販は頒布会の形で一年通して毎月約10食前後のうどんが届くというものを見かけたが、平均的に高い味のレベルにあるものだとしたら各店の違いというものをうどんのトウシローが果たしてワカルもんだろうかという不安がよぎる。
どこも質を追求して材料を厳選して、打ち方の研究をしているだろうから、極端な差がないのでは?と思われるのである。

粉の香りの良し悪しは蕎麦の場合はよく言われるが、小麦粉で焼かないものの場合にどうなんだろうとか、コシと硬さの違いはどうなんだろうとか、微妙な差を感じ分けるのが重要なんて言われたら、どれがおいしくてどれがイマイチなんてとても言えそうにない。そう、僕のスタンスは鑑定士ではないから・・・。

この先、約200円から400円くらいまで同じ量でも価格の開きのある半生系のうどんを試していった結果、どれもおいしいで終わってしまいそうな気がするのだ。

まったく別の産地の話ではあるが、某魚店の社長と藤岡を放浪しながら魚の市場調査をしていた時に見つけた藤岡の製麺所・根岸物産の半生の細打ちうどん(1玉¥66)も実はおいしかったのである。これは外皮に近い部分も製粉しているので、蕎麦風に見えるくらい黒い。
細打ちの割には茹でるのに時間がかかる。大根おろしをぶっかけて食べると旨い!
温かい汁に入れても崩れないので旨い!

d0035104_0131587.jpgもう一つ常備しているに近いうどんは地元・旧浦川原村で作られている株式会社自然芋そば製の乾麺うどん。これはうんと細打ちで茹で時間は約5分。細いが稲庭うどんのようにコシがある。
ざるうどんにするなら抜群の旨さを発揮する。麺が細いので軽く食べることができる。
残念なのは熱い汁に入れると硬めにゆでたものでも伸びやすいこと。もし、熱くして食べるのなら温うどん用の乾麺を買う方が良いと思う。
お薦めの食べ方は、大根おろしをたっぷりと摺り、目の粗い布巾できっちり絞って大根おろしと大根おろしの汁とに分ける。絞り汁に生醤油を加えて好みで鰹節を加えながら浸け汁にして食べる。これは麺そのものが旨いうどんなら試して理屈抜きに損はない食べ方だ。

こうやって書いていると単に煮崩れしない硬さのある麺をあたかも世の中でおいしいうどんと認識しているような気がしてならない。
脳のエンドルフィンが分泌され続けて、イッテしまうくらい旨い麺を食べられる神奈川県内のうどん店をご存知の方はご一報いただきたいと思った。どこかで本物の旨い麺を食べないと口当たりだけでモノを語ってしまいそうだ。

要は香川に行って死ぬまでうどんを食って来いということか・・・・・本物を知らずに語れない。
今回の出張のついでに上越で翠涼うどん細打ちを2箱(24袋)まとめて買い込んできちゃったよ。
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by yamomet | 2006-01-30 00:18 | ごはん・ランチ


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