上越のうめぇもん

今回の出張で食した上越のうめぇもんです。

d0035104_1123672.jpg旅館エスペロの大将の手作り「ギョウジャニンニクと天然ヒラタケの佃煮」です。
これは初夏から秋にかけて深山に採りに行ったものを醤油漬けや冷凍にしておいたものを甘辛く煮たものだそうです。北海道ではギョウジャニンニクのことをアイヌネギとかキトビロと呼ぶそうです。上越ではギョウジャニンニクが一般的です。
このニンニクのような強烈な匂いですが、煮たり炒めたりすると爽やかな風味と共に食欲をそそる香ばしい香りとなります。乱獲によってどんどん収量が減ってきているので、幻の山菜と呼ばれるようになってしまうかもしれません。

d0035104_1191523.jpg旧板倉町(現在は上越市に統合合併)の小政食堂といって、本当に目立たないところにあるので知る人ぞ知るお店と言っても過言ではないと思います。
素朴な風味とコクのあるスープがお気に入りでよく足を延ばしたラーメン屋さんです。
今日は残念ながらややイマイチのスープでしたが、胡椒などがまったくいらない味はさすがです。今日のオーダーは中華そばですが、味噌ラーメンも好評です。

ここのラーメンで残念なのはチャーシューが茹で豚のようなものを使っているので厚切りなのは良いのですが、硬くて食感が良くなかったことです。
前はもうちょっとトロッとしたチャーシューだったように思うんですが、作る人が変わってしまったのかもしれません。
今回、ここを尋ねるのは何といっても10年ぶりくらいですから、変わっていても仕方ありませんね。

d0035104_1242145.jpgこの小政食堂に行く途中の新井柿崎線沿いにあるのが辛味調味料として全国に広がった「かんずり」の本社です。豆板醤と違って辛さとしょっぱさをあまり強調せず、唐辛子本来の香りを生かした風味は焼き鳥によし、豆腐の薬味によしで一本置いてあると便利なものです。
柚子胡椒は九州・大分の名産ですが、あれは青唐辛子を塩漬けにしたものを柚子と合わせて練り合わせたものです。
かんずりにもし柚子が入ったら、柚子胡椒になります。事実、柚子胡椒には赤いのもありますから。



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北陸新幹線です。
これが完成するのはあと10年以上あるのだろうと思いますが、完成すれば東京から金沢まで3時間前後で一気に移動できることになるらしいです。
現在は上越新幹線で越後湯沢乗換えしてほくほく線に乗ると金沢まで約4時間ですが、長野新幹線が延線して北陸新幹線とつながれば、直線で日本海に突き抜けるような形になりますからずいぶん早く北陸エリアと首都圏が結ばれることになります。
今、問題視されているのは現在首都圏と金沢を結んでいるほくほく線が北陸新幹線の完成と共にまったく用がなくなってしまうということです。
現在、第三セクターで運営されているほくほく線はJRが乗り入れている特急はくたかの他に自社車両の鈍行が直江津から越後湯沢まで走っており、地元の足として活用されていますが、黒字になるほどの路線ではありません。
首都圏からのアクセスが北陸新幹線のほうが断然良い(東京から途中で乗り換える必要がなくなるので便利極まりない)のでわざわざ特急はくたかを利用する人は激減するでしょう。

ここで疑問はなぜ同じ方向に高速鉄道を二本走らせることになったんだろう?という疑問です。
計画ができた時代がずいぶん違うからというのはあるのでしょうが、それにしても既存のルートが出来上がっているのに、後からまた同じ方向へ向かうものを作り、片方は実質的に廃止状態に追い込まれることをわざわざなんでやるのか、ということなのです。
裏で政治的なかけひきの材料にされたのだろうな、という思いがしてなりません。
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by yamomet | 2006-02-25 01:35 | ごはん・ランチ


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