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坂出・琴南方面・「山越うどん」「花畑うどん」

<山越うどん>
坂出・琴南方面・「山越うどん」「花畑うどん」_d0035104_12253552.jpg本当にナビはお利口さんだ。市街地は現在地とのズレが気になって仕方なかったが、郊外に来ると本当にどんぴしゃりのところに案内してくれる。
山越うどんもお店の方に言わせると、とても分かりにくい場所なのだそうだが、最近はナビが正確に案内してくれるので場所の問い合わせの電話が激減して助かっているということ。
時間はすでに11時なので、駐車場にも車がほぼ満杯状態。ラッキーなのはそういう状態ではあるがほとんど行列しないで良い程度であることだ。平日にこんな休みをもらって食べに来られるというのは本当に幸せな話。

坂出・琴南方面・「山越うどん」「花畑うどん」_d0035104_12265762.jpg店内は元気の良いおばちゃんたちが切り盛りし、てきぱきと注文を受けてさばいていく。
驚きの価格は釜玉が150円。ほとんど原価なんじゃないかと思われる低価格。釜玉の元祖といわれるここでは当然のことながら釜玉を迷うことなく注文。注文後15秒で釜玉を手渡される。
白い熱々のうどんに割りほぐした玉子が絡まり、余熱で半熟状態。早く食べたい!でも写真が・・・でも食べたい・・・我慢我慢!
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とろとろの玉子が絡まって、もう・・・・・昇天。逝ってしまいました。
今日は一軒ごとにおいしくなっていくので、この先はいったいどうなっちゃうのって状態。
しかし、これはウマ過ぎだろう!しかも釜玉1玉入りで150円でっせ!
坂出・琴南方面・「山越うどん」「花畑うどん」_d0035104_12391166.jpgここは人気店でお土産販売もしているが、これだけ旨ければ人気店にもなろうというもの。
集客力が抜群にありながら、確かな品質を守っているという事実の裏には大変な努力があることが伺える。この広場もその顕れの1つだと思われる。近隣の路地などで食べたり、用を足したりとかで迷惑がかからないようにだろうと思われる広場をきちんと整備しておられる。ここにはうどんを食べるためのベンチがたくさん用意してあり、効率よく大量の集客があっても対応できるようにしているし、トイレも清潔に保たれている。こういったところへの配慮が客が客を呼ぶ状態になっているのではないだろうか。それにしてもこれだけの設備投資をして一杯150円の釜玉で採算がとれているのだろうかと改めて不思議な気持ちになった。

山越で絶品うどんを満喫したあと、秘境的うどん店と先輩に教えてもらった谷川米穀店に向かう。ベイコクテンがウドンという不思議なものを見てみたい気が満々でどんどん山中に向かってひた走ること30分。ナビが目的地に着いたとアナウンスした。

<花畑うどん>
坂出・琴南方面・「山越うどん」「花畑うどん」_d0035104_12475699.jpg到着しているはずだが、見つからない。店舗らしいものがない。
ちょっと移動するとうどんの幟があったので、そこを入る。
こんな場所に店があるのか?と思ったら、あった。
でも店の名前が違う。ナビでセットし間違えたみたいだけど、店に入っちゃったので食べていくことにする。お婆ちゃんが一人で店番をしていた。

坂出・琴南方面・「山越うどん」「花畑うどん」_d0035104_12505951.jpgキャンプ場のような、とガイドブックに書かれていたが、ウソじゃない。本当にキャンプ場というのか山村の農家というのか、のどかなお店で妙に落ち着く。おばあちゃんとおしゃべりをしていたら、醤油うどんが出てきた。
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ここ琴南方面では谷川米穀店の記事でも青唐辛子漬けを載せて食べるということが書いてあったが、花畑うどんでも同じような自家製の青唐辛子漬けが置いてあった。
坂出・琴南方面・「山越うどん」「花畑うどん」_d0035104_131597.jpgおばあちゃんは「辛いけ、ほんの少しでええよ。」と教えてくれたが、辛いのはどんなに辛くても平気な僕は多めに載せていただくことにした。茹でた麺とシンプルに生醤油のみ。
麺は茹でおきしてあったものだったので、あまり期待せず。
ぷにゅっとした柔らかい感触。穴吹製麺所の食感と似ていたが、コシはあまりなかった。
ムニュムニュした感触が口の中に広がり、これはこれでおいしい。
青唐辛子の辛さがピシッと締めてくれておいしいではないですか!

坂出・琴南方面・「山越うどん」「花畑うどん」_d0035104_1345815.jpgお茶を飲みながらちょっとだけおばあちゃんと世間話。
九州出身ということで、子どもの頃は大分にいたらしい。博多出身ですよ、と告げるとものすごく嬉しそうな顔をして「博多もなんべんも行ったねぇ。」と懐かしそう。帰りにおばあちゃんの写真を撮らせてもらっていいかと尋ねると「わたしゃブスじゃけん、写真うつりがようない。」と言いつつも快諾してくれてパチリ。
さて、本当の目的地「谷川米穀店」へと急がなければ。
by yamomet | 2006-04-02 20:01 | さぬきうどん


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