足利市 ココファーム2006収穫際

去年から噂を聞いて、絶対に行こうと仲間と話していた栃木県足利市の知的障害者施設「こころみ学園」の収穫祭。正確には「ココファームワイナリー収穫祭」

ここは30数年にわたり、知的障害を持つ仲間と共に純国産ぶどうを使用した手作りのワインを生産しているところで、カリスマソムリエの田崎氏も絶賛しているワインを作っているそうです。
そんな事前情報もあって、前日は深夜に寝たにも係らず、翌朝4時半に目覚め、出汁巻き玉子、半熟味玉、鶏ハムと野菜のカレー風味マリネなどを作って、午前7時に川崎を出発。

d0035104_8444731.jpg2時間半後順調に足利に着き、ココファームに向かうシャトルバスを30分ほど並んで待っていよいよ会場へ!この人だかりです。時間は午前11時半。
ここの料金の仕組みはユニークで、入場料2千円を払うとエントリーキットというものを渡されます。中にはオリジナルワイングラス(年号入り)、バッチ(入場者証兼用)、ソムリエナイフ、そしてフルボトルのワインを1本。これだけ入って¥2000は既に満足。

ちなみにワインはボージョレーヌーヴォーで赤白とも¥1500。
ここのブドウ畑の特徴は何よりもこの傾斜のきつさ。これが良好な水はけを与えてくれるとのこと。この斜面は方角的にもぶどう栽培に向いているのだそうです。

この開墾はすべて園生の手作業で何年も時間をかけて行われてきたのだと言います。
草刈も収穫もすべてが手作業。除草剤は使わないというから、夏のシーズンは大変でしょう。
驚いたのはぶどうを一粒ずつハサミで切り落としながら、傷みのある粒を全部取り除いていくのだそうです。効率優先ならできないことなんですが、ここでは「そうしないとみんなが仕事をできなくなってしまうから」手作業をしているのだそうです。
その結果、類まれな高品質のワインが生れているのです。


d0035104_8451560.jpgメインステージはブドウ畑に向かった施設のテラス。
既に1万人?くらいはいるのではないかと思うほどの賑わいで、急斜面に陣取って秋晴れの空の下でおいしいワインを堪能しています。

ライブのゲストには坂田明氏や西元寺氏など実力あるラテン、ジャズ、エスニック系のミュージシャンが次々と演奏し、気分はもう「イェイイェイ!ヒューヒュー!」

そろそろ酔っ払ってまいりました。

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澄んだ明るい赤のワインカラー。決して軽くて酸味のあるものではなく、飲み応えのあるワインです。お世辞抜きでリーズナブルでおいしいワインでした。
ちょっとこってりしたベーコンの炭焼きが売ってましたが、そんなつまみにピッタリのワイン。
4人で1人1本ずつ飲んで、ちょっと気分転換にチューハイや缶ビールなども飲んだら、イベント終了の三時過ぎにはけっこうヘロヘロ。(当たり前じゃ!)

d0035104_8455764.jpgふとブドウ畑を見上げるとはるか頂上には大きなココワインのアドバルーン。
望遠で覗いてみると、あのてっぺんに人が陣取っておる!来年はあそこで呑むか!と話してみたものの、誰も同意してくれず。確かに38度の急斜面をてっぺんまで上がったら、つまみも買いに行けないし、まして酔っ払ってこの斜面を転がってきたら…

ココは、すごくいいところです。

芸人の勝俣邦和氏がやってきて、みんなを盛り上げてくれたり、園生の皆さんもそれぞれ自分の持ち場で、着ぐるみを着て会場の案内をしたり、販売したり。
この会場にいる人たちがみんな、お客さんもそうでない人もなんとなくほっこりしながら、収穫の一日を喜び合うというようなそんなところです。
勝俣氏はこのぶどう園のグローワーズクラブに加入していて、葡萄の木の育成支援を通じてこころみ学園の事業を応援しているという立場らしいです。
毎年、訪れて皆さんを楽しませてくれているということですから、ちょっと意外な一面を見たような気がしました。

ここって一度行ったらお気に入りになってしまいますね。
おいしいし、気持ちが良いし。
この日は足利市のビジネスホテルで泊まって、死んだように寝ました。

ただ、この死んだように寝たのが災いして、翌日、風邪気味で体調不良。
足利そば祭りで旨い新蕎麦に感動して、3枚食べて喜んでいたのも束の間、結局家にたどり着いたらTKOでした。同行のL地蔵さん、Tさん、Yさん、申し訳ない!

とは言え、ちょっと良い大人の修学旅行でした。

ココファームワイナリー公式サイト
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by yamomet | 2006-11-21 12:39 | 生活ダイアリー


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