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香川の皆さん、お世話になりました。

今朝、新宿に着いてアパートでホッと一息ついているところ。
昨年の讃岐ツァーに比べると、密度の高い旅やった。
見聞したことを整理して活かすには時間がようけかかりそう。

感動を与えてくれたものダイジェスト
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はりやのかしわ天ザルの麺の旨さと店のシンプルかつ機能的なレイアウト。
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讃岐のうどん屋の中で一番営業時間が短い日の出製麺。超人気店でありながら¥150のうどん一杯をこんなにきれいに見せ、なおかつ文句なしの旨さに脱帽。
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人気店「中村」の弟さんが開かれているお店「中村」のグリグリエッジのゴム細麺。食感と言い、その粘り腰と言い、驚愕の一言。出汁も優しいイリコの風味が良かった。
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名物おばちゃんのいる「赤坂」でハートフルなひとときを過ごした。
おばちゃん「ね~ぎ~♪自分でぇき~る~!♪」
わしら「おぉ~♪いぇい♪自分でき~る~!♪」
おばちゃん「だ~し~♪かけたるわ~♪冷たいん~?♪」
わしら「冷たいん~~~♪三つやでぇ~♪」
唄うように変な外人のように会話?しながら、うどんを受け取って楽しんだあと、記念撮影。
おばちゃん、いつまでも元気でおってね。(注:写真は僕と違います。)
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香川の皆さん、お世話になりました。_d0035104_1012426.jpg今回約27時間の手伝いをさせていただいた「あづまうどん」
東讃の中でも新進気鋭の人気店。500人を超えるお客さまが土曜日には来店。
目の回るような忙しさを体験して、大将の凄さを実感させられた。
一人で50キロを超える粉を麺にして、一番旨い状態で出すことに一切妥協をしない大将は元大工の棟梁。このお店も棟梁の手作り。
開業したのは一昨年と日は浅いが、呑み仲間から「棟梁の打つうどんは旨いなぁ。」と言われて年間に100キロくらい打っていたのが、あるきっかけから開業へ。

実際に生地を菊揉みさせてもらって、加水の少ない生地の硬さに驚き、それを40個近く丸めているうちにこちらの親指は腱鞘炎のような状態に。
大将の左手の爪はその作業の繰り返しで浮いたようになってしまっていた。
それを毎日毎日繰り返して、一日300人を超える人が訪れ、土日ともなれば県外からやってくるお客さまでごった返す人気店を作り上げてこられた。

そのお店の内側で24時間の作業を見せてもらい、一部は実際に作業をさせてもらえたことに感謝。大将は口は悪いが、人はものすごく良い。
旨いものを出すためについつい原価を考えない大将をきちんと見ているおかみさん。
温かい心のこもった「夫婦うどん」やった。
日本国内でも「うるるん滞在記」をやらしてもらった気がする。

藤井大将に改めて感謝。
そして、藤井大将を紹介してくださった木下製粉社長、U次長に心から感謝。

二日目夜にはkeitafさん、麺三郎さんと会って、高松の夜を楽しみ、三日目のうどん巡礼は麺三郎さんにすっかりお任せでガイドをしてもらって、ハイレベル店を次々と訪れることができた。
たくさんの人に助けてもらった3泊4日やった。

人と人がつながっていくといろんなことが起きるんだ。
つながりは温かくて、厳しいけどものすごく優しい。
久しぶりにくたびれてた気持ちがきれいになったような気がするわ。

さて、もうちょっとしたら溜めてた仕事を片付けに事務所に行こか…
by yamomet | 2007-03-20 10:23 | さぬきうどん


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