虹のメッセージ25周年記念コンサートが終わりました!

新潟に移り住んでまもなくの頃から始めたボランティア活動「虹のメッセージコンサート」も25周年という節目を迎え、昔は紅顔の美少年と美少女だったスタッフもただのオッサンとおっかさんの集まりになったにも関わらず、パワー炸裂のライブでした。
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前日のリハーサル室。リハと言いながら、全員で音合わせをできるのがほぼ前日だけという状況で綱渡りをこの年齢になってもやっているわけで…写真ではあらわしようのない異様な緊張感とゆるゆるの開き直り感が漂っております。


そもそもこのコンサートは国際障害者年の前から、地域でしょうがいのある仲間が普通に生活するためにハードルとなっていることは何か、をしょうがいのある仲間が作った詩の中から伝えようということで始まったコンサート。
詩の募集も作曲も脚本も照明も会場での移動介助なども全部素人の集まりでやってきたコンサートです。
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当日は広報活動が十分にできていなかったにも関わらず、様々な方のご協力で170名を超えるお客さまにおいでいただき、この25年間の歴史を振り返りながら、今から自分たちは何をしなければならないのか、という遠大なテーマの入り口に触れてコンサートは終わりました。

何やら客席にはボランティア活動のコンサートにしてはずいぶん今風の若いお客さまがいて、女性スタッフ(みんな子持ち)は、まるで仮面ライダーのイケメン君たちを見るような視線で追い続け、その子達が実はうちのギターの奴の釣り仲間であることが判明すると紹介せぇとかなんとかうるさいこと。

その若いお客さまたち、声をかけた主であるギター弾きのところに終演後やってきて、目を潤ませながら「ヨカッタッス、Hさん!握手してください。」と駆け寄ってきたと言いますから、素人バンドで下手くそな上に練習不足のステージでありながらも、言葉と気持ちが伝わったことが分かって僕らも本当に「やってて良かった!」と思いました。

打ち上げをしている時に出た話題で、関東圏の放置自転車が点字ブロックを使えない状態にしてしまっていることが多い、ということから、うちのオリジナル曲である「細い道しるべ」という曲を関東圏で歌ってメッセージを伝えたいよね、ということがありました。

「細い道しるべ」 作詞 伊藤富作(新潟市) 作曲 笠原芳隆(上越市)

あなたは目を大切にしていますか?
点字ブロックは私の目です。
あなたにとっては何ですか?
歩道のモザイク模様みたいですか?

私の目の上に荷物を置かないでください。
私の目をふさぐのは止めてください。

世の中で一番細い道です。
分かってください、この道とわずかな光です。

あなたは目をいたわっていますか?
点字ブロックは私の目です。
あなたにとっては何ですか?
お釈迦様の頭みたいですか?

私の目の上に自転車を止めないでください。
私の目を遮るのは止めてください。

私たちの小さな点線の道です。
開けてください、この道とわずかな光です。

あなたは目はまぶしくありませんか?
点字ブロックは私の目です。
あなたにとっては何ですか?
歩道の滑り止めみたいですか?

夕べの雪が私の目の上に積もりました。
私の目を隠すのは止めてください。

神様、私の道しるべです。
残してください、この道とわずかな光です。


中途失明の伊藤さんが晴眼だったころの記憶を辿りながら、町の様子を綴った詩で、点字ブロックを唯一の頼りとして普通に町で暮らすときにお互いが共存するために必要なことを教えてくれます。
もうかれこれ10数年前の作品ですが、その頃も今もあまり変わっておらず、むしろマナーが悪くなっているのが放置自転車の問題だと思いました。

そんなに遠くないうちに、この歌をはじめ、過去に作られた400曲を超えるラインナップの中から選りすぐったものをもって、神奈川や東京、埼玉で出前コンサートができたらと最高だな、と思います。
そういうことのためだったら、白髪が出始めたスタッフも腰が痛いとか、持久力がなくなってきたとか、3曲歌うと息が切れて苦しいなんて弱音を吐かずにがんばるのではないかと思います。

目標は60周年。
ふだんは地元のNPOや学校などでのミニコンサートが主体ですが、5年ごとの節目には大きな会場でたくさんの仲間で集まる「同窓会」のようなコンサートをやりたいものです。

60周年になると僕は81歳ですが、まだまだ弾けるよ、歌えるよ、と言っていたいですね。
そう、森光子さんみたいにね。

●虹のメッセージ公式ブログ(まだ開設したばかりです。)
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by yamomet | 2007-07-11 00:10 | 生活ダイアリー


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