年代差ではなくて能力差か

今、行きつけの焼鳥屋に巣くって、ダラダラと週末の酒を呑んでます。
やっと広報誌のレイアウト作業も終わって、あとは校正待ち。
やっと今日は定時上がりで自分にご褒美の一杯。

カウンターの隣合わせの若者が切々と口説き話をしているので、よくよく聞いていると「はぁなるほどね、そりゃ腹も立つわ。」かなり納得できる話。

要は仲間が打明け話があると言って集まり話を聞いていたら、相談をしてきた本人が突然逆切れして争いになって終いは店を壊したらしい。その始末を暴れた本人ができない、と言って責任を逃れようとしているというお話。

その顛末でまだしっかりしてた方が収拾をつけたが、当の本人は覚えてねぇ、オレが悪いの?くらいの話でさっぱり自分の非を認める気もないのが頭にくる、と盛り上がっておられます。

さて、この話を聞いていて思ったのだが、要はどんな事情があったにせよ仁義(話の筋)が通らねぇ、酔ったとしても大人の酔い方をしろと二十代半ばの彼らが主張しているわけで、状況と許容限度の高さ低さの問題はあれ、年代層に関係なく、無責任人間の根源は同じやなぁと思いましたよ。

昔、自分達の二十歳台の頃は大人の倫理に不都合も良さも感じていて自分もそういう感受性を持ちたいと思ったりしましたが、二十歳の頃に会って偉大な示唆を得た方たちの年代(要は今の自分くらいの年齢・40代半ばということですが)に実際に自分がなってみたら、何にも世界が変わっていなくて、つくづく自分の未熟さが反省されるわけです。

が、今日の隣の話を聞いていたら納得がいって、要はいつの時代もどの年代にも気持ち良くつきあうための距離感や仁義や気遣いがあって初めて若者達も成り立っているということらしいことが分かって、要は年齢が責任ある行動をとれるようにするのではなくて、感受性のトレーニングができていて、行動を自律することができていると中年も若者もしっかりしているということですね。
息子たちの年代を宇宙人みたいに思ってましたが、実は生活適応力や環境適応力、対人折衝能力のレベルが高い人と低い人との差になってきているのかなと思ったのです。
これは学歴ではないなぁ。社会適応力というのかなぁ。

不特定多数の集まる公共の場所で騒ぎ続けて迷惑をかけていることを気づけない人たちや良い歳をしていながら、我侭を通そうとして声高に声を張り上げる人種、そういった人たちが若い年代だけではなく、けっこう上の層まで増えてきているような気がするのは気のせいでしょうか?

電車で行儀の悪い子どもを見兼ねて、注意すると逆ギレされるもんだから、面倒臭くなって注意すること自体も止めてしまう自分たちもいけないんだろうな。

さて、「他人に注意」と言えば、やり過ぎると嫌われる、というお話。

今日、たまたま出かけたら通称「説教オヤジ」がいて、クロネコさんのトラックと下請けの運送業者サンたちがガラガラの二車線道路の路肩で荷物の積み替えをしていたら、当の説教オヤジに捕まって、10人ばかりが下を向いてお説教に耐えている場面に遭遇。

このオヤジはまだ40歳そこそこなんですが、犬のトイレの始末に始まり、路上駐車、アイドリングストップなどなど、自分のアパートを中心にして左右20mくらいの範囲で起きることには、とにかく口やかましくクレームをつけるのが仕事みたいな人なのです。
よくまぁいつも見ているよな、と思うくらい、度々他人に倫理めいたことを説教して回っています。

正直、御説ごもっともなことばかりなんですが、なんかうざったい。

僕も一度、そのオヤジにひっかかってしまったことがあるんですが、ウザったい原因は、世の中に正しいことがあるとしたら、それは自分の論理だ、というニュアンスで押してくることで、それに合わない行動をしている人には徹底的に謝罪を求めてくるわけです。
注意して促すのではなくて、論破して謝らせることが至上の喜びになっている様子。

そのオヤジの論法はこんな感じです。
例えば横断歩道の信号を車が来ないことを確認して渡ったとしたら、道路交通法違反を承知していて、どうしてそういうことをするのか、そこで事故が起きたら、原因となった歩行者として責任を取るつもりがあって、あえて違反したのか、自分(説教オヤジ)には分かっていてあえて違反することが理解できない、自分に理解できるように説明してくれ!という剣幕。

車が来ないことを確認したから渡ったわけで、ただ、それは信号無視ということは理解しているし、いつも全ての信号でこうしているわけではない、というとエライことになります。

「理解していてやってしまうということは犯罪と同じことですよね、そこが理解できません。」

とまぁこんな具合に相手をやり込めるわけでして、自分が聖人君子のように語る姿が本当にどうでもいいくらいウザったい。
昔いた近所の頑固オヤジのうるささと違って、粘着質で結局何を彼は注意したかったのか分からない。そんなに世の中のおかしなことを注意したかったら、町中全部面倒見てくれよ、と思ってしまうのです。

これでは注意は逆効果になると思いますね~。
多分、今日捕まってしまったクロネコさんたちも、天下の公道で荷物の積み下ろしをするとは何事だ、アイドリングストップもやっていないではないか、ということだったようなので、そりゃごもっともではありますが、ほとんど車がつながることもないガラガラの二車線の路肩を使ったら、何か住民に多大な迷惑でもかかるのかなぁ、あ~ぁ可哀想に、クロネコさんはこのせいで荷物の配達が遅れてしまうんだろうな、とドライバーさんたちに同情。

警察にもたびたびタレこみをして取締りをさせているそうなので、警察も本音ではあまりにも細かいことで通報してくるのでうざったく思っているかもしれないな、と思いました。
[PR]
by yamomet | 2007-10-20 20:21 | 生活ダイアリー


<< 定番のおかず・きくらげと玉子の... ¥450の価値 >>