つけ麺をどう理解するか

夏日がだんだんと増えてくると、火傷しそうな熱いスープのラーメンにどうしても食指が動かない時がある。
かといって冷やし中華にはあまり興味が湧かない。冷やし中華はトッピングは各店工夫を凝らすものの、冷やし中華のたれはしっかりした料理人がいるところでないと甘酸っぱいだけのたれを薄めて掛けたものが多くて、単価が高い割に満足できないので「どうしてもここのコレ!」というものを探す気にならない食べ物の一つなのだ。
多分、きちんとしたものを出しているところもたくさんあるのに、それを知らないだけだろうと思うけれど、探究心が目覚めないのだから仕方がない。

今日のお昼は寝坊して弁当を作り損なったので、近くのチャーシュー麺屋に自転車で出かけた。なんとなく蒸し暑い湿気の多い感じで店に入るまではトロトロに柔らかいチャーシュー麺を食べるつもりでいたが、座席に座った途端に汗が滲み始めてチャーシュー麺気分にはなれず、周りのおっさん達が旨そうに食っていたつけ麺ゴマダレ風味を頼むことにした。
つけ麺自体がかつて博多にいた時にはない文化だったので、こっちに来てから時々食べることがあるのだが、食べ終わるといつもどこか満たされない感じがしてならない。
ご他聞に漏れず、今日もイマイチ納得がいかなくて帰ってきた。(じゃ最初からチャーシュー麺を食えばいいじゃん、と自問自答)

熱いスープに冷めた具と氷水で締めた麺をつけて食べるために一口ごとにどんどんぬるくなっていくし、麺の水気でどんどんスープが薄まっていく。
確かに麺のコシが最後まで楽しめるのはやぶさかではないし、ごくフツーの食堂のおばちゃんが作る冷やし中華みたいに画一的な味ではないので、絶対受け入れられないなんてものではなくて、それなりにおいしいのだが、スープのおいしさを最後まで楽しめないという不満足感を感じてしまう。
鴨セイロなんてのもこんな感じなので、おいしいとは思うけれどできたら別々に食べたい気がしてならない。
かくして今日も色気を出して本意でないものを頼んでしまってお腹一杯のくせに気持ちが満たされないやもめ庵主であった。

本当に最後までおいしくつけ麺を食べられるお店があったら、ぜひ紹介してください。
いつぞや雑誌だったかタウン誌だったかで見た石焼の器に入ってくるつけ麺はおいしく食べられる温度が維持できそうで納得できそうかなぁとか思ったけど。

本日の昼食(外食):つけ麺ゴマダレ風味 ノーマルサイズ¥598(本体価格:¥570)

お断り:つけ麺命の方がいらっしゃっても、決して全面否定しているわけではないことをご理解いただき、軽く受け流してくださいませ。おいしいところを知らないだけですから。
冷やし中華命の方も同様にお願いいたします。

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by yamomet | 2005-05-28 12:32 | ごはん・ランチ


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