出張の二日前にいただいたものがあります。
ONE DAYの光子さんが今回の台湾取材の時から宝物のようにして読んでいたというお奨めの本。
青木由香さん著の「台湾ニイハオノート」です。
先日のエントリーで書いたように光子さんがイラストを担当し、台湾の日常探検のような本に仕上がった「ハッピーハッピー台湾」はもちろん購入しているわけですが、今回これを後押しする形で青木さんの台湾解説本を読んだのです。
いわゆる台湾の観光ガイドブックとは趣を異にしており、生活者として見た時の台湾の好きな場所、面白いところを書いた本で、どんな流儀でものごとのやりとりがなされ、その結果どういった人と知り合いになり、さまざまな経験をしてきた、というスタイルの紹介の仕方なので、モノの値段やランク、名物なのかそうでないのかという情報を超越して、普段着の台湾の姿を窺い知ることができる本でした。
そもそも個展でお目にかかった時に「光子さんが話す香港(大雑把には中国)ってなんて面白くて人間臭いんだろう。」と思っていたんですが、それがもっと加速させられた感じです。
来年はどうにかして夜市に行って手を火傷しながら、屋台の胡椒餅を食べたいな、だとか昨晩は焼酎を呑みながら、その話題で盛り上がっていました。
新しいうごめく街を教えてもらったことにすごく感謝しています。
本文の一節にある一文に僕は思わず笑い転げてしまいました。
「まんま、オレじゃん!オレ、ホントは台湾人??」
というのは・・・・・・
台湾の人がすごく人懐こくてわぁ~っと優しくしてくれて、ある時期にさぁっと退いてしまい、また忘れたころに連絡が来る、ということを青木さんが台湾人に尋ねたところ、その答えは平然と
「そう、すぐ消える。そして忘れた頃にまた連絡が来る。」
すぐに濃密な関係を築いて、どんどん新しい交友関係を築く。
その間に深い意味もなく連絡が途切れる。
そして落ち着いた時に連絡をする。
ということのようです。
いやぁホントにごめんなさい。みなさん。
そういうところがありますので、決して他意があってコメント数や巡回が落ちていたりするわけではないんです。でも理解できないですよね。
台湾に旅行に行ったら、そのまま帰ってこないかもしれません。
その時はその時でまた、濃いブログを改めて立ち上げますのでヨロシク!(爆)