ここは妙高高原池の平スキー場にあるゲレンデ食堂マタギ。
こちらのモツ味噌ラーメンがおいしいよ、という情報を得て、年末に家族と出かけてみました。
折りしも晦日でスキーやボーダーがたくさん居る中、私たちゃ普通にトレッキングシューズとスニーカーとパンプスでゲレンデ食堂にご飯を食べに行くというミスマッチぶりでしたが、そんなこたぁ知ったこっちゃない!
ゲレンデ駐車場のすぐ脇なので、食堂の横に車をつけ(4WDじゃないと無理ですが)早速食堂へ。
中にはマタギの説明やディスプレーがあってこんな提灯も。こちらのお名前のようです。
ゲレンデで食べるラーメンは値段の割りに「にゃにゃにゃんだと~!」というなぁんちゃってなものに当たるリスクもあるわけですが、夏のシーズンにもおいしいよ、という評判なので、これは間違いないはずと踏んで、「モツ味噌ラーメン¥900」をオーダー。
これが上越エリアでよく見かけるタイプの味噌ラーメン。
白味噌をベースに田舎味噌をブレンドしてあるようで口当たりは少し甘め。
スープは豚骨、鶏がらを合わせたものに魚介系がほんのアシスト程度に入っているタイプ。
多目の玉ねぎと挽肉、少しのもやし、すりおろしニンニクを合わせて炒めたものが味噌ベースのスープに入っています。普通はここまでで味噌ラーメンになっているのですが、ここにモツが入ります。
なるほど、こういうことでおいしい、という評判なんだ、と思わせたのがモツの柔らかさと下処理の丁寧さ。
モツ独特の臭みがせず、柔らかで脂を含んだ旨味が広がります。
麺は中くらいのつるみ感のある麺。ちょっと硬めに茹でてありました。
スキーで冷え切った体を温めるのにはもってこいですね。
900円というお値段はゲレンデの中にある場所でなおかつオンシーズンだったら、平均的なお値段ということでよしとしましょうか。
似ているタイプの味噌ラーメンとしては中郷にある「ミサ」というお店のものが地元では超有名。
ニンニクがしっかりと効いているので、食べに行った人が「あんたミサに行ってラーメン食べたろう?」とばれてしまうくらい。
札幌ラーメンタイプの味噌ラーメンではない上越の味噌ラーメンは懐かしい味なのでした。